ダイハツ型式指定取り消し今後どうなる?車検は通る?乗り続けても大丈夫なのか

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2023年12月20日に大手自動車メーカーのダイハツにて側面衝突試験で
不正を行っていたと大規模な不祥事が発覚しましたね。

不正発覚後、ダイハツ車種の安全性について検査しておりましたが2024年1月16日に
3車種の型式指定取り消し処分が下されることが分かりました。

今回は型式指定が取り消しになった場合どうなるのか、車検は通るのかなど
今後の影響について気になる点を調べてまとめました。

この記事で分かること
  • ダイハツ型式指定取り消し今後どうなる
  • ダイハツ型式指定取り消し車種の車検は通る?
  • ダイハツ型式指定取り消し車種乗り続けても大丈夫か
  • ダイハツ型式指定取り消し車種一覧

ダイハツ不正問題の気になることについては下記の記事にまとめてあります。
こちらもあわせて読んで参考にしてくださいね。

目次

ダイハツ型式指定取り消し今後どうなる?

ダイハツの型式指定取り消しとなった車種は事実上、製造することができなくなります。

型式認定されている車種はメーカーが車を製造した後、本来必要な車検場での検査をしなくても
メーカーの完成検査だけで車を製造することができるのですが、型式認定されていない車種は、
全ての車を車検場に持って行き、1台1台検査をしないとナンバーの取得ができなくなります。

何千台と製造が必要な中、その何千台も車検の検査をしないといけなくなるため、
事実上、製造することは不可能になるのです。

そのため、改めて型式認定試験に合格しないと、
ダイハツの型式指定が取り消しになった車種の大量生産ができなくなります。

ちなみに、過去に日野自動車の車種が型式指定取り消し処分を受けた際は
2022年3月に国土交通省から型式指定を取り消され、2023年1月31日に
型式指定を再取得しているのでダイハツの車種も長期化することが予想されます。

既に販売済みの車両はそのまま乗っても問題ない?

型式認定取り消しとなった車種に乗っている方は、そのまま乗り続けても問題ありません。

型式指定取り消しとは、取り消しとなった車の今後の生産・販売が事実上できなくなるだけで
リコールが出ない限りは既に販売されている車は乗り続けることができるようです。

不正が発覚してから、既に販売している車両は第三者認証機関が確認し、
法規で定められた性能要件を満たしているため、安心して乗ってもらえる
ということを発表されていました。

そのため、乗り続けることができますが、悪質な不正があったため
取り消し処分となっている車を乗り続けても大丈夫なのか不安は残りますよね。

今後どうなっていくのか、動向に注目して行きたいと思います。

ダイハツ型式指定取り消し車種の車検は通る?

ダイハツ型式指定取り消しとなった車種の車検については
リコールの対象とならなければ問題なく車検は通ることが考えられます。

今回はエアバックの不正加工を行っていたことにより型式指定取り消しとなりましたが、
取り消しの日までに制作された車種については、
型式指定の取り消しの効力は及ばないとするとのこと。

そのため、既に乗っている車については型式は取り消しされないため、
これからも通り乗り続けることができますし、車検も通ります。

しかし、ダイハツ車がリコールの対象となった場合はリコール対象となっている部分の部品を
交換・整備してからじゃないと車検が通らなくなります。

現在、リコールになる可能性があるのは「キャスト」「ピクシスジョイ」の2車種になります。

側面衝突した場合にドアロックがかかり、外側からロックを解除できないおそれがあるということで
リコールが検討されているようですね。

まだ決定ではないとのことなので、正式に情報が決まり次第追記いたします。

ダイハツ型式指定取り消し車種はどれ?

メーカー車種
ダイハツグランマックス
トヨタタウンエース
マツダボンゴ

上記3車種が、エアバッグをタイマーで作動させるなど、
特に悪質な不正を確認したということで型式指定が取り消しになりました。

今現在この車を乗っている方への補償が気になるところですが、こちらは現時点で補償についての発表はありません。

車種の型式取り消し処分では既に販売している車は乗り続けることができるため、
現時点では補償は無い可能性が高いです。

また、今後型式指定が取り消しとなる車種が増える可能性もあります。
その際はこちらに取り消しとなった車種を追記していきますね。

まとめ

こちらの記事では型式指定が取り消しになった場合、どうなるのか、
車検は通るのかなど今後の影響について気になる点を調べてまとめました。

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