ダイハツの社員は今後どうなる?不祥事で潰れる可能性やリストラはある?

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2023年12月20日に発表された大手自動車メーカーのダイハツの大規模な不正について
生産中の全車種の出荷が停止になったりと各方面へ影響が出ており大変話題となっていますね。

このことから、ダイハツの信用が失い売上減少となる可能性もあり、
倒産やリストラのリスクもあるのではないかと噂されております。

現在ダイハツに勤めている従業員の方は今後どうなるのでしょうか?
倒産やリストラの可能性はあるのでしょうか?

こちらの記事ではダイハツの今後について、
倒産の可能性はあるのか、ダイハツ社員について今後どうなるのか調べてまとめました。

この記事で分かること
  • ダイハツ社員の今後の待遇について
  • ダイハツは倒産の可能性がある?

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合わせて読んで参考にしてくださいね。

目次

ダイハツの社員の今後はどうなる?

ダイハツの対応についてはニュースでも出ている通り、生産中の全車種の出荷の停止が決まっており、
工場の稼働停止は、少なくとも1月末まで続く見通しです。

その間、社員の方はどうなるのか気になりますよね。
現状で決まっている方針や、考えうる状況を予想してみました。

非定常作業を行う

全車種の出荷は停止となりますが、仕事が0になるわけではありません。
おそらく出荷停止の間は保守作業やトラブル対処など、非定常作業を行うことになるでしょう。

隔週で仕事が休みになる

生産停止後も残務処理などのために12月28日まで出勤させる方針ということでしたが
12月25日に滋賀、京都、大分の工場で働く従業員のうち、
約6000人の勤務が一部休みになることが決まりました。  

約6000人の従業員は日勤と夜勤を隔週交代でやっていましたが、夜勤の週は当面休みになるということです。

年明け以降の対応は今後決めるということでしたが、
生産はストップしても既存ユーザーの対応や保守対応があるので
ずっと休みというわけにはいかないので何らかの業務で出勤することにはなると考えられます。

※大阪の本社工場は26日に稼働を止める予定で、国内の全ての工場が26日にストップする予定です。

給与は通常時の9割保証される

従業員の出勤に関しては、夜勤の週が休みになることが決まりました。
休みの間の給料については、休業期間中の給与は通常時の9割を補償するとのことで
会社と労働組合で合意されたようです。

しかし、今後ダイハツの不買運動が起きたり、
信用が無くなったことで売り上げが激減してしまったりすると
ボーナスがカットなどされる可能性は考えられます。

ダイハツが倒産する可能性はある?

今回の不正問題を受けて、ダイハツが倒産してしまうのではないかと噂されております。
実際はどうなのでしょうか?

倒産する可能性は低い

ダイハツが倒産する可能性は低いと考えられます。

これだけ大規模な不正問題が発覚したので倒産してしまうんじゃないかと考える人が多いですよね。
もちろん、可能性は0ではありませんが、倒産する可能性が低いと考えられる理由が3点あります

理由❶トヨタの100%子会社だから

ダイハツは2016年にトヨタの100%子会社になりました。
12月28日にトヨタは資金面も含めた支援を検討すると発表しており、
トヨタからの支援があれば倒産の可能性は低いと考えられます。

トヨタの社長も、
『ダイハツは一日も早く(信頼)回復を取り戻すよう全社一丸となり、
親会社のトヨタとしても全面協力をしながら立ち直らせる準備をしていく』
と発言していますので、トヨタの全面協力を受けて回復していくことになるでしょう。

理由❷トヨタは軽自動車を作らないから

トヨタは軽自動車を自社で生産はしていません。
しかし現在は軽自動車の需要がとても高いので、軽自動車の開発は必要不可欠です。

ダイハツは軽自動車製造メーカーとしての技術力が高く評価されているため、
ダイハツを倒産させるのはかなりの痛手です。

そのため、トヨタはダイハツを倒産させてしまうことはしないと考えられます。
ダイハツの組織体制を見直し、再度軽自動車の開発をしていくことになるだろうと予想しています。

理由❸過去に不祥事で倒産した会社が無いため

ダイハツの他にも、過去に三菱自動車や日産自動車など不正問題が起こっています。

三菱自動車・・・2016年 燃費改ざん
日産自動車・・・2017年 完成検査の不正

しかし、倒産はせず現在も自動車メーカーとして存続しています。

今回の不正は大規模なものなので信用を取り戻すまで
時間はかかるかもしれませんが、倒産せず続いていくことになると考えられます。

ダイハツの社員リストラの可能性はある?

ダイハツの不正問題による社員リストラの可能性は低いと考えられます。

トヨタの社長は不正発覚後、実際にダイハツの滋賀工場を訪れ従業員に、

「この中に告発者がいらっしゃると思います。
ほんとうに言ってくれてありがとう」

と話したとのことです。

この発言はSNSでも他人事みたいなどと批判の声もありますが、
親会社として全面協力していくという体制のため、社員のリストラなどは起こらないと考えられます。

万が一倒産してしまう事態になっても、トヨタに完全吸収されるか、トヨタ系列の会社に従業員の方が引き取られることになるのではないでしょうか。

まとめ

こちらの記事ではダイハツの今後について、
倒産の可能性はあるのか、ダイハツ社員について今後どうなるのか調べてまとめました。

倒産の可能性は低いと考えていますが、
不買運動などで売り上げが激減してしまい回復が難しい状況になれば倒産の可能性も出てきます。

今後のユーザー次第という点もありますので、これからの動向が注目されますね。

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