大手自動車メーカーのダイハツの不正について、
安全性への不安の声が多く上がっていますよね。
ダイハツ車の出荷は停止しましたが、現在乗っている車の車検は通るのでしょうか?
また、購入者への補償対応はどうなるのか気になりますよね。
こちらの記事ではダイハツ製の車について、
車検は通るのか、購入者への補償はどうなるのかについて調べてまとめました。
- ダイハツ車は車検に通るのか
- ダイハツの購入者への補償はどうなるのか
- ダイハツ中古車には補償があるのか
ダイハツの関連記事を下記にまとめました↓
合わせて読んで参考にしてくださいね。
ダイハツの車は車検に通るのか?
ダイハツの認証試験不正問題があったため、
ダイハツ車に乗っている方は次の車検に通るのか不安になりますよね。
車検は問題なく通る
不正発覚後、1000名以上を超える技術者にて再検査を行い、
不正の洗い出し+今乗っていても安全上の問題がないかの確認をして
「ただちに使用を控えるような状況にはない」と言う判断になったとのこと。
そのため、今回の不正対象箇所についても、
車検は問題なく通るということでした。
今後車検が通らなくなる可能性も
しかし、車検は問題なく通るということですが、
今後、不正の調査が続いていくと、車検が通らなくなる可能性があります。
それは、ダイハツ車がリコールの対象となった場合です。
リコール対象となっている車でも車検に出すことは可能ですが、
公道を安全に走行できるようにするための部品がリコール対象となった場合は
車検に通らない可能性が出てきます。
その場合はリコール対象となっている部品を整備してから車検に出す必要があるので
そのままの状態だと車検に通らなくなります。
ダイハツ購入者への補償はどうなる?
というのも、既に販売している車両は第三者認証機関が確認し、
法規で定められた性能要件を満たしているため、安心して乗ってもらえるということでした。
認証試験のにて不正があったけど「法規で定められた性能要件は満たしている」とのことなので
このまま乗り続けても大丈夫ということです。
そのため、現段階での補償はありません。
今回の不正の対象車は、左右やらなければいけない試験を助手席側だけしかやらなかったなどの内容なので、
正しく試験を行っていれば基準値をクリアしていた可能性が高い車だったということですね。
しかし、キャストとピクシスジョイの車種は「側面衝突時のドアロック解除問題」があるため
こちらの車種は1月17日時点でリコールを検討している状況のようです。
現在は調査中のため、補償に関して新たに発表があればこちらに追記いたしますね。
ダイハツ中古車には補償がない?
こちらは既にダイハツの所有権を離れているため、
乗り続けるかどうかは購入者の判断に委ねるということでした。
中古車に乗っている方も安全性の不安はありますが、
現段階では安全性に問題はないとのことでしたので安全運転を心がけ運転するようご注意くださいね。
また、中古相場は大幅に下落する可能性があるため、
その分の補償をしてほしいという声も上がっています。
これだけ大きな問題になっているので、
今後の補償対応がどうなるのか気になりますよね。
こちらも発表があれば追記していきますね。
過去の自動車メーカーの不正による補償内容
過去に発生した自動車メーカーの不正問題について、他社の補償内容を一部まとめました↓
会社名 | 不正内容 | 補償内容 |
---|---|---|
三菱自動車 | 燃料費改ざん | 1台につき 10万円支払う |
日野自動車 | 燃費試験 | 燃費・重量税の 補償 |
こちらは実際にユーザーに対して損害が出ていることから補償対応がされています。
※三菱自動車の補償は中古車も対象。
そうなると、現時点で損害が出ていないダイハツの補償対応はなさそうですが、
これだけの大規模な問題に発展しているため、今後の動向に注目していきたいと思います。
まとめ
こちらの記事ではダイハツ製の車について、
車検は通るのか、購入者への補償はどうなるのかについて調べてまとめました。
車検は通るとのことでひとまず安心ですが、乗り続けることに不安はありますよね。
安全性については今後の発表を待ちましょう!