魔女の宅急便ジジ原作のその後は?話せるようになる?喋れなくなった理由についても

当ページのリンクには広告が含まれています。

ジブリの人気作品「魔女の宅急便」の黒猫のジジはとても可愛く人気があるキャラクターですよね。

アニメ魔女の宅急便では最後ジジは喋らなくなりますが、その理由が気になります。

ジジはまた話せるようになるのかな?

実は、魔女の宅急便には原作があり、ジジのその後が描かれています。

こちらの記事では、

  • 魔女の宅急便原作ジジのその後について
  • 魔女の宅急便ジジは話せるようになる?
  • 魔女の宅急便ジジが話さなくなった理由
  • 魔女の宅急便ジジが最後喋らない理由は?

について調べてまとめました。

目次

魔女の宅急便ジジ原作のその後は?話せるようになる?

魔女の宅急便は、

13歳の魔女キキが魔女の掟に従い、知らない街で1年間暮らすことになり、色んな人との出会いや挫折を経て少しずつキキが成長していく。

という物語ですよね。

キキの相棒のジジは物語の中盤、キキの魔力が弱まると同時にジジと話すことができなくなります。

映画「魔女の宅急便」では最後まで話さないまま映画が終わってしまうのですが、原作ではその後話すようになるのでしょうか?

【原作】ジジのその後

ジジはその後、リリーと結婚し18匹の子供に恵まれ、パパになります。
さらに、キキとジジはずっと親友で一緒に暮らしており、話すことができます。

そうです、原作ではキキとジジはまた話せるようになっているんです!

さらに一緒にずっと暮らしているなんて嬉しい展開ですよね。

キキとトンボは結婚し、男女の双子ニニとトトが生まれており、キキもジジも幸せで平和に過ごしていることが分かります。

【映画】ジジのその後

映画ではジジは話さないまま終わってしまいます。

しかし、当初は映画のラストでジジが話すシーンを入れる予定だったそうです。

ですが、スケジュール的に間に合わなかったため、そのシーンは入れれなかったとのこと。

原作や映画どちらにしても話せるようになっていたと言うことでしょうか。

では、なぜジジは話せなくなってしまったのでしょうか?

ジジが話さなくなった理由も映画と原作で違うみたい!

魔女の宅急便ジジが喋れなくなった理由は?

魔女の宅急便でジジが喋らなくなった理由は原作と映画で理由が異なります。

こちらを見ていきましょう!

【原作】ジジが話さなくなる理由

原作ではジジが話さなくなる理由を「魔女が恋をすると一緒にいる黒猫と喋れなくなる」と書かれています。

なぜキキが恋をするとジジと話せなくなるのでしょうか?

それは、「魔女が誰かに恋をするということは、新しい相手を見つけた証拠」だからだそうです。

ジンと同じような存在を見つけたから、話す必要がなくなった、そしてジジ自身も新しい相手を見つけに行くと言うことのようですね。

その通りで、ジジは映画でも白猫のリリーを見つけて一緒になっていますよね。

ちなみに、原作では、ジジが話せなくなる理由としてもう一つエピソードがあるのです。

それは、ジジが人間の言葉と猫語を使い分けられなくなってしまったのです。

ジジはリリーと出会いますが、リリーにジジの言葉はおかしいと言われました。

それが理由でジジは猫語をきちんと喋れるようになりたいと宣言し、猫語に本腰を入れたことで人間の言葉を使い分けられなくなってしまったと言うエピソードがあるのです。

しかし、その後は猫語と人間の言葉を使い分けられるようになり、ジジも成長するんですね。

【映画】ジジが話さなくなる理由

しかし、映画ではジジが話せなくなる理由はちょっと違います。

映画では魔女の力が弱くなったことでジジが話さなくなりましたが、再び魔女の力が戻り飛べるようになってもジジは話さないままですよね。

それは、

ジジが話せなくなったと言う訳ではなく、キキが成長したからジジの声が必要なくなったのです。

宮崎駿監督はジジが話せなくなってしまった理由について、

「ジジの声が聞こえなくなった理由は、ジジが変わったからではなく、キキが変わったからである。そもそもジジの声はもともとがキキ自身の声であって、キキの成長に合わせてジジの声が必要なくなってしまったのだ」

と話していました。

ジジの声はもともとキキの心の声で、自分と対話していたことを表していたんですね。

キキが成長し、立派な魔女になり新たな一歩を踏み出したことでジジの声が聞こえなくなりました。

これは宮崎駿監督の解釈で、映画では元々ジジは喋らない猫、ジジが話しているのはキキの内面。

いわゆる、ジジが喋れるのはキキの妄想だったと言うことです。

キキの成長物語としては映画の方が

原作ではそういう意図はなく、ジジは会話ができる猫の設定のため、原作と映画では違いがありますね。

魔女の宅急便ジジの最後のセリフの意味は?

ジジの人間の言葉の最後のセリフは「リリーっていうの!今いく」でしたね。

振り返ってみると、このセリフはジジが大切な人の元へ向かうセリフであるため、二人が別々の道に進み出した意味とも取れますよね。

その後、ジジは映画の最後まで喋らなくなります。

映画では、トンボを救出し、地上に戻ったキキの肩に乗ったジジが、「ニャーン」と最後にひと鳴きします。

これがジジの本当の最後のセリフとなりましたが、どういう意味が込められているのでしょうか?

視聴者の想像に委ねられる

この「ニャーン!」と言うセリフはどんな意味なのか、答えは出ていません。

このジジの最後のセリフに答えはなく、視聴者の想像に委ねられています。

宮崎駿監督としては、ジジと話していたのはキキの妄想だったわけで、ジジの言葉ではなかったという解釈になります。

そのため、「ニャーン!」と言うセリフはジジ自身の言葉ということですよね。

このニャーン!にはみんなそれぞれの解釈で楽しんでいます。

しかし、魔女の宅急便には北米版があり、北欧版ではセリフがあるのです。

魔女の宅急便北米版のセリフは?

魔女の宅急便の日本版は「ニャーン」となっており、なんて言っているのかは分かりませんが、

北米版は、ジジは最後に「Kiki, can you hear me?(キキ、ぼくの声きこえる?)」と話しているそうです。

これを日本版に置き換えると、「ニャーン」というのは「キキ、僕の声聞こえる?」と話しており、

キキには聞こえているけど、インタビュアーの視点のため、「ニャーン」というセリフになっているのかもしれませんね。

北米版の魔女の宅急便の方が原作に寄った作品になっているのでしょうか。

どちらにしても楽しめる素敵な作品になっていますね。

原作も映画とは違う部分もあり、映画のその後が読めるのでぜひ読んでみてくださいね。

まとめ

こちらの記事では、

  • 魔女の宅急便原作ジジのその後について
  • 魔女の宅急便ジジは話せるようになる?
  • 魔女の宅急便ジジが話さなくなった理由
  • 魔女の宅急便ジジが最後喋らない理由は?

について調べてまとめました。

目次