2023年に公開された映画、名探偵コナン「黒鉄の魚影(サブマリン)」
コナンの映画の中でも歴代興行収入ランキング1位を誇る人気作品です。
映画2回見に行った!
DVDも買ったくらい面白かった〜
映画「黒鉄の魚影」を見た方はベルモットの行動について気になった方も多いのではないでしょうか?
こちらの記事では「黒鉄の魚影」について、
- なぜベルモットは灰原哀を助けた?
- ベルモットに来たメールの「つぶせ」の意味は?
について考察していきたいと思います。
※ネタバレが含まれていますのでご注意ください。
【黒鉄の魚影】ベルモットはなぜ灰原哀を助けた?
映画「黒鉄の魚影」でベルモットが灰原哀を助けた理由については4点考えられます。
- コナンを助けるため
- 譲ってもらったブローチのお礼
- ベルモットにとっても不都合なシステムだから
- ボス(あの方)からの命令だから
それでは、理由を見ていきましょう!
考察❶コナンを助けるため
ベルモットが灰原哀を助けた理由は、
コナンを助けるために、老若認証システムを破壊したかったからです。
ベルモットは作中で老若認証システムのことを「開けてはならない玉手箱」と呼んでいましたよね。
なぜ開けてはならない玉手箱と呼んだのか、
なぜ老若認証システムを破壊したかったのか・・・
それは、この老若認証システムを使うとコナンの正体がバレてしまう可能性があるからと考えられます。
ベルモットは、過去に自分を助けてくれた”命の恩人”であるコナン(新一)と蘭については絶対に殺しません。
アニメでも何度かコナンを助けているよね!
コナンのことを「シルバーブレッド(銀の弾丸)」と呼び、黒の組織を崩壊させてほしいと願っているのです。
ベルモットはコナンが黒の組織を破壊してくれると信じており、いなくなられては困るのです。
そのため、コナンを助ける目的で老若認証システムを破壊することで、間接的に灰原哀を助けたと考察しました。
”命の恩人”の意味は名探偵コナン 286話〜288話「工藤新一NYの事件」を見てね
考察❷譲ってもらったブローチのお礼
続いての、ベルモットが灰原哀を助けた理由は、
灰原哀に譲ってもらったブローチのお礼に助けたと考えられます。
映画の最初の方で、灰原哀が着物のおばあちゃんにフサエブランドのイチョウをモチーフにしたブローチの整理券を譲っていましたよね。
その着物のおばあちゃんが変装したベルモットだったのです。
譲ってくれた借りを返すために哀ちゃんを助けたんだね!
ベルモットは、「灰原哀には自ら手を出さない」とコナンと約束したり、
命の恩人である新一と蘭を殺さないという義理堅い面がありますよね。
今回も、敵であれど灰原哀の親切な行動の恩を返したのです。
ますますベルモットが好きになっていく・・・!
考察❸ベルモットにとっても不都合なシステムだから
また、ベルモットにとってもこの老若認証システムは不都合なシステムだったのではないでしょうか。
なぜなら、ベルモットにも若返り説があるからです。
ベルモットの実年齢は明かされていませんが、50歳以上なんじゃないかという説があります。
恐らくベルモット自身もなんらかの薬で若返りをしていると思われます。
若返りの事実はジンやウォッカは知らないため、ベルモットにとっても都合の悪いシステムになりますよね。
その事実を知られないために老若認証システムを潰す方向で動いた可能性が高いです。
その結果、灰原哀が助かったと考えられます。
考察❹ボス(あの方)からの命令だから
ベルモットは灰原哀を助けたのではなく、
ボス(あの方)から老若認証システムを潰せと命令が来て、結果的に灰原哀が助かりました。
ベルモットのスマホにボスから「○○○をつぶせ」とメールが来ていましたよね。
それはおそらく、老若認証システムを潰せということだと思われます。
ボスにとっても老若認証システムは不都合になり得るものだということで、色んな格好に変装して老若認証システムが使い物にならないものだと証明するために偽造しました。
それが結果的に灰原哀を助けることになったのです。
※なぜボスが老若認証システムをつぶせと命令したのかはこの後の項目で考察しています。
【黒鉄の魚影】ベルモットに来たメールのつぶせとはどういう意味?
この「…をつぶせ」のスマホ持ってるのはベルモットだろうね。爪が同じ色だし。
— ʀᴜᴋᴀ (@RUKA_Petra_love) December 1, 2022
#conan #名探偵コナン pic.twitter.com/KDVvRJ4bbF
映画「黒鉄の魚影」でベルモットにボスから「○○○をつぶせ」とメールが届いていましたよね。
「○○○をつぶせ」は、「老若認証システムをつぶせ」と言っているんだと考えられます。
なぜなら、このメールの後にベルモットは灰原哀に似せた変装をして、システムを破壊までに持ち込んだから。
大事な部分が指で隠されているから、もっと裏があるのかな?と考えましたが、単純に「老若認証システムをつぶせ」とメールを送ったんだと思われます。
ではなぜあの方は老若認証システムを潰せと命令したのでしょうか?
【黒鉄の魚影】あの方が老若認証システムの破壊を命令した理由は?
なんでボスは老若認証システムの破壊を命令したんだろう?
老若認証システムの破壊した理由は下記の2点です↓
- ボスにとっても老若認証システムは不都合がある
- ボスの居場所を知られたくないから
考察❶ボスにとっても老若認証システムは不都合がある
ベルモットはあの方に、
「老若認証システムは開けてはならない玉手箱かもしれません」
「予想を超えて精度が高い」
と最初にメールを送っています。
その返信が「老若認証システムをつぶせ」だとしたら、あの方も老若認証システムを使われては困る理由があるからですよね。
あの方=烏丸蓮耶は99歳で謎の死を遂げた大富豪ですが、生きているということは烏丸蓮耶も若返りをしているのでは?という説があります。
幼児化や若返りの事実はジンやウォッカなど幹部クラスでも知らない事実のため、黒の組織と言ってもあの方の本当の目的を知らない人が多いのではないかと考えます。
ベルモットも若返り説があるよね。
だからベルモットはボスにメールしたのかな?
考察❷ボスの居場所を知られたくないから
また、老若認証システムを破壊するもう1つの理由は、あの方の居場所がバレないようにするためだとも考えられます。
RUMは映画の作中で「最近顔を見せないあの人の所在を確かめるのに使えると思った」と老若認証システムの使い道を考えていましたね。
組織のNo2であるRUMでさえあの方の居場所を知らないのです。
黒の組織の、本当の目的を知っている人物は組織の中でもごくわずかなのかもしれませんね。
あの方の所在はベルモットやあの方の側近しか知らないのではないでしょうか。
居場所を知られないように、あの方は老若認証システムを潰せと命令したんだと思われます。
まとめ
こちらの記事では、
- なぜベルモットは灰原哀を助けた?
- ベルモットに来たメールの「つぶせ」の意味は?
「黒鉄の魚影」について上記の考察をしました。
この考察を見た上でもう1度映画を見返してみましょう!