すずめの戸締りダイジン(猫)は何がしたかった?目的や正体を考察!サダイジンとの関係についても

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「すずめの戸締まり」で、すずめと草太の前に現れた白猫のダイジン。

一見、可愛い猫のようにも見えますが、恐ろしい一面もあり、物語の重要なキャラとなる謎だらけの猫です。

映画を見ても、ダイジンの正体や目的がよく分からなかったという方も多いのではないでしょうか?

こちらの記事では、

  • すずめの戸締りダイジン(猫)の正体は?
  • すずめの戸締りダイジン(猫)の目的は?
  • すずめの戸締りダイジン(白猫)サダイジン(黒猫)の関係は?

について調べてまとめました。

目次

すずめの戸締りダイジン(猫)の正体は?

ダイジン(猫)の正体が気になりますよね。

ここではダイジンの正体について掘り下げていきます↓

ダイジンの正体

まずは気になるダイジンの正体ですが、

ダイジンは扉の向こう側の常世(とこよ)からやってくる地震を止める要石(かなめいし)の化身です。

主人公のすずめが、「後ろ戸」と呼ばれる白い扉の近くに刺さっていた猫の形をした石を抜きましたが、それがダイジンです。

要石の氷が溶けて行き、白い猫になったダイジンは走って逃げてしまいましたよね。

ダイジンは要石となり地震が起きないように災いを封じていたのですが、すずめによって要石の封印が解かれて猫の姿になりました。

なぜ要石は猫だったの?

なぜ要石が猫だったのかというと、新海誠監督が猫好きであったこと、猫は異世界に導く案内役としてピッタリだったからということでした。

ダイジンはなぜ要石だったのか?

ダイジンが要石だった理由は作中では明かされていません。

しかし、草太も要石になったあと引き抜かれて元の人間の姿に戻っています。

引き抜かれた要石は元の姿に戻るということを考えると、ダイジンは元々猫だった可能性が高いですね。

考察すると、ダイジンは地震を封じるための人柱だったのではないでしょうか。

じゃあなんで言葉を話せるのかな?

草太のおじいちゃんが、「草太はこれから何十年もかけ、神を宿した要石になっていく」と発言していることから、

ダイジンは長い間要石として役割を担ってきたため、その時間の経過とともに神になったのでしょう。

では、なぜダイジンが猫なのかというと、「猫神」からきているのでは?と言われています。

一部の地域では、穀物をネズミから守ってくれる神として古来から猫を祀っていたという話があります。

それが由来となっているのではないでしょうか。

ダイジンは怖い?

ダイジンは「地震が来るよ」、「人がいっぱい死ぬよ」などと楽しそうに言っていましたね。

草太のことを「もう人じゃないよ」と発言したり残酷な一面があるように感じ、怖いという印象を持つ人も少なくないと思います。

しかし、それは人間と神(要石)の目線の違いだと考えられます。

”気まぐれは神の本質”と作中でも語られていますが、ダイジンは神ですので、人間と同じ思考を持っていません。

地震が起きること、人が死ぬこと自然の摂理だと考えているのではないでしょうか。

要石という役割を持ったダイジンにとって、要石になることは別に悲しいことではないのです。

なので、地震がくる状況を楽しんでいるという残酷な面がある訳ではなく、事実を述べているだけと考えました。

すずめの戸締りダイジン(猫)の目的は?何がしたかった?

すずめの戸締りのダイジンが結局何がしたかったのか?と疑問に思う方もいますよね。

こちらではダイジンの行動について考察しました↓

考察❶すずめと一緒にいたかった

ダイジンはただ、すずめと一緒にいたかっただけだったと考えられます。

すずめとダイジンが出会った際、すずめはダイジンに「うちの子になる?」と聞いています。

すずめから餌をもらい、優しくしてもらったため、ダイジンは単純にすずめが好きで懐いていたんでしょう。

ダイジンの心境の変化

  • 長い間、要石をしていたため戻りたくない
  • すずめは優しい、すずめが好きだから一緒にいたい
  • 草太は自分の邪魔する、要石は草太に変わってもらおう
  • 草太が要石になってすずめが悲しんでいる
  • すずめの為に要石に戻ろう

ダイジンはこんな心境の変化だったのではないでしょうか。

すずめの言葉を信じ、本気ですずめの子になろうとしていたけど、すずめが必要としているのは草太でした。

ダイジン:すずめの子にはなれなかったよ…

最後のダイジンの台詞を考えると、すずめの子にはなれないことを悟り、すずめの想いを優先して自分は要石に戻ったということが分かります。

ダイジンの気持ちを思うと切ない・・・

考察❷後ろ戸に案内して地震を止めていた

ダイジンは日本各地を逃げ回り、二人を引っ掻き回している印象でしたよね。

しかし、逃げ回っていたのではなく、

ダイジンはすずめを後ろ戸(ミミズの場所)に案内しており、密かに二人をサポートしていたのです。

要石だったこともあり、地震を予知できるのでしょうか。

開いてしまった後ろ戸に案内して地震を止めるよう二人を導いていたんですね。

ただ、すずめと一緒にいたいという想いを持った無邪気な子で、すずめに喜んで欲しくてサポートしていたと考察します。

考察❸すずめを守っていた

ダイジンは要石から解放され、優しくしてくれたすずめに好意を持ちます。

草太を椅子に変えたり敵のようにも感じますが、作中では何度もすずめのことを守る行動を見せていました。

  • 空から落ちるすずめを守る
  • 環に取り憑いたサダイジンに噛み付く
  • 開いている後ろ戸に導く
  • 要石となった草太を引き抜く手伝いをする
  • 再び要石に戻る

などなど・・・

ダイジンの行動は全て、すずめの為に行っていた行動です。

そんな健気なダイジンが「2度と話しかけないで」と
すずめに言われた姿には胸が痛くなりましたね・・・

後半ダイジンがすずめに話しかけられても反応しなかったのは、すずめの言いつけを守っていたからですね。

各地で後ろ戸を開けているのはダイジンだと勘違いされていましたが、そうではなくすずめ達を案内していたということが分かり、誤解が解けてよかったです。

考察❹すずめを過去から解放したかった

ダイジンが開いた後ろ戸に案内していたことにより、すずめと草太は地震を食い止めてきました。

しかし、このダイジンの行動が結果的にすずめを過去の自分から解放することができたのです。

ダイジンが各地を回り、SNSでアップされていたのも、すずめ達に自分(ダイジン)を追わせるためだったんだね。

また、サービスエリアの駐車場でサダイジンは環に取り憑き、すずめとケンカをしましたよね。

これは、サダイジン(黒猫)が環の陰の部分を引き出したことで共依存の関係から救ったのです。

環はすずめに対して過保護な一面があり、すずめはそれを重く感じていますよね。

環とすずめの関係はうまくいっているようで、お互い言葉にできない不満を感じていた部分がありました。

太陰太極図であるようにサダイジンは「陰」の存在になります。

サダイジンは環に取り憑いて、本音(環の陰の部分)を引き出させたということが考えられます。

この2匹(ダイジン、サダイジン)の神様の行動で、結果的にすずめが過去と対峙するきっかけとなり、すずめを解放することができたのだと感じました。

すずめの戸締りダイジン(猫)とサダイジンの関係は?

ダイジンは西の要石、サダイジンは東の要石です。

すずめの故郷、宮崎で刺さっていた要石がダイジン、東京の抜けてしまった要石がサダイジンです。

この二人は親子ということも考えられますが、詳しい関係性は明かされていません。

しかし、ダイジンとサダイジンは表裏一体な関係にあることが考えられます。

ダイジンとサダイジンのモチーフはこの太陰太極図である可能性があります。

白色が「陽」、黒色が「陰」を表しており、「天地万物あらゆるものは陰と陽のバランスによって成り立っている」というのが、この図が示す意味になります。

陰と陽は表裏一体であり、陰と陽が真ん中で2等分されているという訳ではなく、ぐるぐる回っているように描かれていますよね。

これは、陰が強くなるとやがて陽へ、陽が強くなるとやがて陰へと変化していくことを表しているようです。

ダイジンとサダイジンも姿を大きくして戦っていた時は色が黒と白逆になりましたよね。

それは、

ダイジン(陽)の力が強くなる→白から黒へ変化
サダイジン(陰)の力が強くなる→黒から白へ変化

この太陰太極図の仕組みでそのように表現されているのだと感じました。

まとめ

こちらの記事では、

  • すずめの戸締りダイジン(猫)の正体は?
  • すずめの戸締りダイジン(猫)の目的は?
  • すずめの戸締りダイジン(白猫)サダイジン(黒猫)の関係は?

について調べてまとめました。

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