アーヤと魔女は途中で終わった?原作の結末は?ひどいと言われる理由についても

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3月15日の金曜ロードショーで「アーヤと魔女」が放送されますね。

ジブリ初の3DCG作品となっており、この機会に見ようかなと思っている方も多いのではないでしょうか。

「アーヤと魔女」を見た方は感じた人もいると思いますが、「途中で終わった?」と思うような結末が印象的です。

確かに、あれ?これで終わり?と思う人もいるかも。

映画はなぜ途中で終わったのか、原作の結末も同じなのか気になりますよね。

こちらの記事では、映画「アーヤと魔女」は途中で終わったのか、原作の結末、ひどいと言われる理由など調べてまとめました。

この記事で分かること
  • 「アーヤと魔女」原作の結末は?
  • 「アーヤと魔女」映画は途中で終わった?
  • 「アーヤと魔女」ひどいと言われる理由は?
目次

アーヤと魔女の原作の結末は?

アーヤと魔女の原作の結末は、映画とほぼ同じ終わり方になっています。

原作と映画の違うところは、原作の最後には登場しないアーヤの母親が映画では最後のシーンで登場します。

それ以外はほぼ原作と映画の結末は同じ終わり方になっています。

原作で続きがあるのかと思ってた・・・

では、なぜこんな中途半端な終わり方なの?と疑問に思いますよね。

実は、「アーヤと魔女」の原作者は執筆途中で亡くなってしまい、原作は未完のままなのです。

小説「アーヤと魔女」の原作者ダイアナ・ウィン・ジョーンズは、2009年に肺がんと診断され、

2011年3月26日に約2年間の闘病生活を経て、76歳でこの世を去りました。

執筆途中だった「アーヤと魔女」は、ダイアナさんが亡くなる前に「そのまま出版してもいい」と話していたことから、未完のまま出版されました

そのため、多くの方が「途中で終わった」と感じる結末になっているのです。

アーヤと魔女は途中で終わった?なぜ?

アーヤと魔女は途中で終わった?と疑問に思う結末となっていますがなぜでしょうか?

アーヤと魔女が途中で終わったのはなぜ?

映画「アーヤと魔女」は、原作を忠実に再現しているため途中で終わったと感じる結末になっています。

先ほどもお伝えしたように、「アーヤと魔女」の原作者は執筆途中に亡くなっているため、原作は未完のまま出版されています。

映画監督の宮崎吾朗監督はアーヤと魔女の合同取材会見で、

ダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品は物語がよく練られて詰まっているものが多いのですが、『アーヤと魔女』は隙間が多いなという印象でした

と語っていました。

「アーヤと魔女」はもともと描きかけの作品で、後から手を入れようと置いていた小説だったようです。

原作を忠実に再現したことで、物語について伏線の回収がされないまま映画が終わってしまい、映画を見た方は「あれ?こんな終わり方なの?」と感じたのでしょう。

しかし、映画は原作の改変はせず、アーヤの背景を深堀りしているので、原作よりもよりアーヤについてよく知れる作品になっています。

アーヤと魔女の続編はある?

映画「アーヤと魔女」は続編がありません。

原作者が亡くなっていても、続編がある映画もあるため調べてみましたが、アーヤと魔女の続編はありませんでした。

おそらく今後描かれる可能性も低いでしょう。

しかし、原作だと続きはありませんが、

映画のエンドロールではアーヤたちの後日談が描かれています。

この後日談の評価がよく、ここを映像化して見たかったという声が多く見受けられます。

後日談を続編として映画で見たかったな。

金曜ロードショーだとエンドロールがカットされている場合がありますので、気になる方はDVDで見てもいいですね。

アーヤと魔女は意味がわからない?ひどいと言われる理由

アーヤと魔女を見た人の中には意味が分からない・ひどいという感想を持った方もいるようです。

  • 何を伝えたいのかテーマがよく分からない
  • キャラクターが可愛くない
  • 話が淡々と進んでしまった
  • 途中で終わってしまった感じがする

などなど、いろんな意見がありました。

理由を確認してみましょう!

主人公が可愛くない

主人公のアーヤは要領がよく、「大人を思い通りに」と発言する女の子です。

アーヤの名前(アーヤ・ツール=操る)の通りのキャラクターになっているんですね。

今までのジブリ作品にはいないようなキャラクター!

逆境に立ち向かう少女という捉え方もできそうですが、映画での見せ方は違いました。

大人を操る意地の悪い少女という見せ方であるために主人公を好きになれない方が多く見受けられ、ひどいという意見が出てきたのでしょう。

起承転結がない

冒頭でもお伝えしたように、アーヤと魔女の原作が未完成のため、映画のラストも途中で終わったような作りになっています。

ちょうど物語はこれから!というタイミングで映画は終わってしまったので、消化不良を感じる方が多く見受けられますね。

原作をリスペクトし忠実に再現することはいいのですが、もう少しラストを納得のいくように終わらせて欲しかったというのが本音です。

伏線が回収されないまま終了

アーヤと魔女の原作は、後から手を入れようと置いていた小説のため、内容が詰められておりません。

そのため、物語のさまざまな伏線が回収されず、モヤモヤ感がどうしても拭えないのです。

  • アーヤの母が追われている理由
  • 12人の魔女って何?
  • アーヤの父親は誰?
  • マンドレークとベラヤーガの関係性

などなど・・・続編もないため、この伏線は謎のまま。

そのためにモヤモヤが残る終わり方となってしまっているようです。

母親役の吹き替えが下手

アーヤの母親の声優がカタコトでひどいという意見が多く見受けられました。

母親役の声は、シェリナ・ムナフさんという外国の方が演じています。

本作の主題歌を歌っているということと、作中の母親は「EARWIG」のボーカルを演じているため歌が縁となり採用されたようです。

そのまま日本語の吹き替えもシェリナ・ムナフさんが担当したため、日本語がカタコトに聞こえてしまい、違和感を感じてしまうのです。

何を伝えたいのか分からない

アーヤと魔女を見た方の感想で、意味が分からないといわれている方がとても多いです。

その理由としては、

  • 物語に起承転結がない
  • アーヤの成長を感じるところもない
  • これからだ!という時に映画が終わってしまった

などなど・・・こういったことから「結局何が言いたいの?」となってしまうようです。

理由は以上です。

全体的に、原作を尊重して忠実に再現していることで足りないところ、書ききれてないところが悪目立ちしてしまい不満が残る作品になっていると感じました。

アーヤと魔女を見た人の感想まとめ

下記アーヤと魔女を見た人の感想をまとめました↓

良い感想

アーヤと魔女は興行収入が3億円と数字だけ見ると大コケしているんですが、面白いという意見も大変多くありました。

続きが気になる方が多いのは否めませんが、物語としては面白い作品になっていますよ。

悪い感想

アーヤと魔女の映画を見て、意味が分からないという方が多くいました。

原作が未完なこと、手を加える前の作品ということもあり、疑問が残ってしまう部分もあるのでしょう。

エンドロールの後日談が面白いという方もいましたよ。

まとめ

こちらの記事では、映画「アーヤと魔女」は途中で終わったのか、原作の結末、ひどいと言われる理由など調べてまとめました。

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